この部屋に避暑にきたと思うと

昨日から西日本では大雨でたいへんです。

今日は七夕。

東京は晴れていますので、夜には星がみえるでしょうか。

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子どものころは、必ず笹を切って短冊や飾りをつくり、糸でつけたり、歌をうたいましたっけ。

そんなことをいまの子もやるのかと思っていたら、先日学校帰りの子どもが小さいけれど笹に折り紙をつけたのを担いでいました。

この習俗はまだ生きているんですね。

最近は「小さな家」に住むことに関心が持たれていますね。

という、私ももちろん小さな家です。

ああ、もっと広かったらいいのにというのは、昔のセリフかも。

いまは、小さくて、コンパクトに暮らせると発想の転換があってもいいですね。

でも、なかなか考えをチェンジするのは難しいなあと思っていたら、よく見る「houzz」という建築やインテリアの提案をしているホームページに、「小さな暮らし方/暮らしのヒント」として、小さな家を違う角度から見てみたらどうかというアイデアが載っていました。

たとえば、そこを「パリのアパルトマンに住んでいるつもりになる」とか、「自分は貧しいアーティストだと想像する」(だから、小さな部屋ですね)「田舎の隠れ家にこもった小説家のふりをする」「貸別荘にいるつもりになる」等々が提案されていました。

おもしろいですね。

私の場合、コンパクトでいいと思う現実的なことより、こうした、「〇〇に住んでいるつもり」とか、「〇〇だと想像する」というのが好きな気がしました。

今朝、「書き物を持って、ここには避暑にきた」と思ったら、不思議、なんだかそんな気分になりました。

いつもの部屋が昨夜着いた別荘の一室になったかんじ。

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このかんじがつづいたらなあ、でも一瞬でもそう感じるとふっと部屋と自分に風が通るようです。

想像って、力があるかも。

さあ、今日は避暑地の別荘で読書でもはじめます。

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今日もいい日に。




by komako321 | 2018-07-07 11:02

見たこと、読んだ本のこと、聞いたことを書いています


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