うちはリビングに机・テーブルを6つも置いていて、どのテーブル・机にも本や雑誌を乗せている。
テーブルを減らさないと、スッキリしない部屋ではあるが、私は前からテーブル、机のたぐいが好きで減らせない。
このテーブルでは「ku:nel」のバックナンバーを読む、あちらの食事用テーブルでは村上春樹を読む、パソコン置きのなんでも机では、それこそいろいろ雑多な本を読むというかんじで、私のなかではジャンル別に本を置くルールなのだけれど、きっと人が見たらただ乱雑なだけかもしれない。きょう気がついたが、食事用テーブルは村上春樹の本が積み重なって城壁になっていた。
朝は食事のテーブルだから村上春樹を少し、あいまにパソコン机でいろんな本からきょうの本を選んで読み、昼からは「ku:nel」の机に行って読む。
テーブル・机間を移動している。
そんなだから遊牧民っぽい暮らし。
以前読んだこの本で描かれている部屋はどの部屋も心地よかった。

部屋って単に片付いていれば心地よいかというと、そうでもないということを再確認できた本。
最近、同じ作者のこの本を読んだ。部屋の本ではなくて、食べものの話の本。

『ごはんが楽しみ』(井田千秋 文藝春秋)。たべものやその周辺がイラストマンガで描かれている。食器やコーヒー、朝食のことなどいろいろ。その中に、「お米の朝食」コラムで作者が幼い頃、きな粉ごはんを定番に食べていたとあった。茶碗にごはん、それにきな粉と砂糖の混ぜたものがたっぷりかけたのがイラストで描かれている。ええっ、どんな味?「甘くておはぎみたい」と書かれていた。うちにきな粉もごはんもあったのでさっそくつくってみた。
おはぎだ! おいしい。私は好きだなあと思った。
その話を友人にしたら、彼女が「そういえば学校給食でマカロニにきな粉をかけたのが出た。それがおいしかった。出るとうれしかった。」といっていた。それは食べてみたい。というわけで、さっそくつくってみた。

茹でたマカロニにきな粉と砂糖をかけた。おいしかった!マカロニがもちもちしていてやはりおはぎっぽい。へえ、私の学校給食には出なかったなあ。
ところで、今期の直木賞に原田ひ香著『#台所のあるところ』がノミネイトされているけれど、この表紙も井田千秋さんの絵だ。

台所のあたたかなかんじがホワッと出ていていいなあ、本を読んでみたい。

今日もいい日に