晴れましたね。
おはようございます。
まだうちの周辺でカッコウが鳴いています。
以前はほんの1週間聞かれるかなという短期間の鳴き声だったのが、春からずっと鳴いているということは、この地域に住むつもりかな?
今日の木々の緑とカッコウの組み合わせは、まさに高原の朝です。
『くにたち すきま植物〈春〉』という冊子を出しました。その参考資料にこのような植物の検索シートを見つけました。
イギリスのものです。ジャバラになっていて、開けます。表にこうした植物のイラストと名前、裏に少し詳しい説明があります。
とてもわかりやすい絵です。日本にもある草花があります。見つけるとうれしくなります。
イギリスは観察会もたくさんあるし、ナショナルトラストが地についている国。こうした植物、鳥、動物の図鑑、シートのいいデザインのものがたくさん出ています。日本でもありますが、書籍のかたちが多いようですね。ぜひいろいろなかたちの観察図鑑が増えてほしいです。
〈きょうのおいしい〉
以前、ポーランドの国民的お菓子ポンチキのことを知り合いのポーランド人に聞いて書きました。
そのとき、彼女のポーランドのおばあちゃんのつくるサクランボジャムを入れること、それがとてもおいしいことを聞きました。
夏にポーランドに帰ったら、持ってくるとのことでしたが、いまの状況では無理。
ちょうどいま、サクランボの出盛りです。そこでレシピを見ながらつくってみました。
ジャムの写真を見ると、日本の佐藤錦とかのほんのり赤いサクランボではなく、どちらかというとアメリカンチェリーの色に似ています。2020年3月17日の記事です。
というわけで今回はアメリカンチェリーでつくってみました。
ポーランドの料理のサイトに伝統的なサクランボジャムのつくり方が載っていました。材料はサクランボ1キログラム、砂糖300グラム、レモン汁1個分だそうです。
この割合いで煮ました。
出来上がり。サクランボの量が少ないですが、味は同じかなと。
これとてもおいしいです。アメリカンチェリーはどうも苦手で、やっぱり山形のサクランボが好きと思っていましたが、ジャムにはアメリカンチェリーがぴったり。ほんとうにおいしいなと感じています。色もいいですよ。
知人のポーランド人のおばあちゃんのつくるポンチキにはこのジャムが入っているというわけです。食べたいなあ。
ポンチキの画像→こちら
ところで、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』にロシアのサクランボジャムが出てくると読んだことがあります。ちゃんと確かめてみたい。
ロシアのサクランボジャムの画像→こちら
荻野恭子さんの『ロシアの保存食』(WAVE出版)にもロシアのジャム・ヴァレーニエの一つとして、サクランボジャムのつくり方が出てきます。果実、グラニュー糖、レモン汁で煮るとありますから、レシピも似ていますね。
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今日もいい日に。