バーネットの住んだ邸宅と好きだったバラ

明るい朝です。

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おはようございます。

ミニバラが咲いています。

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庭のミニバラとミニチュアでつくってみました。

こんなことをやっていると時間を忘れます。

バラといえば、以前イギリスに行ったときに、『秘密の花園』の著者・バーネットが住んだ邸宅に行ったことがあります。

ケント州というロンドンより南に位置するところで、列車に乗ってアシュフォードという駅で降りました。観光客など見えず、そこから邸宅までどういったらいいか困りました。
とりあえずタクシーで行く先を告げて連れて行ってもらいました。

バーネットが住んだのはメイサム・ホールと呼ばれています。大きなお屋敷で、敷地も大きな公園ほどもあるかというくらい広いです。

バーネットは生涯にイングランドとアメリカにいくつか家をもっていましたが、ここには1898年から1907年まで住みました。

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以前のメイサム・ホール。

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現在のメイサム・ホール。ずいぶん家の形も変わっていますね。これは2002年のときに行ったとき。私のアルバムからです。当時はデジタルカメラではなかったので、現像した写真です。

私が行ったときはメイサム・ホールは老人ホームになっていました。また、カントリーハウスとして、宿泊客も受け入れていました。

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お屋敷の前の庭。広大です。

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ここの大きな居間で、お茶をいただきました。下のソファのところです。

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このお屋敷のことをそこに住んでいるホームの年配の男性が説明をしてくれましたが、バーネットにも詳しく、彼女が住んでいたことを誇りに思っているようでした。いいですねえ、そういうのって。

このお屋敷の横に、それこそまさに「THE SECRET GARDEN」と名前のついたガーデンがありました。レンガの塀で囲まれた庭、物語の「秘密の花園」をイメージさせます。

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ガーデンへの扉。

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私が行ったのは8月だったのですが、さまざまな花が咲いていました。

まさに物語の世界にまぎれこんだ思いです。

バーネットが手に入れる前は野生の果樹園だったよう古いリンゴや桃などが生い茂っていた、それをバーネットがローズガーデンにつくりました。バーネットの評伝によるとバーネットにとってこの庭は外のワークルームともいうべきとして使われていました。彼女は外からなにかを得て書く人だったんですね。

ここに住んでバーネットは数冊書くわけです。当時、葉に覆われたガーデンの扉を開けたときにバーネットの手にロビン(コマドリ)が来たそうで、そこからインスピレーションを得て、『秘密の花園』のアイデアが浮かんだそうです。

バーネットが執筆したというとんがり屋根のあずま屋。

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入ってみました。このなかにあった置物。

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『秘密の花園』の子どもたちのイメージ。

静かで花の咲き乱れる庭を歩いている人は私たちだけでした。

庭にはバラも数種類咲いていました。『秘密の花園』にもバラは出てきますね。春、子どもたち三人の手入れした庭にいっせいに花が咲く、そのなかでもいちばん見事に咲くバラの描写もあります。バラにはバーネットの並々ならぬ思いがあるようです。

温室があるのですが、そこで草花の管理をしている女性・マリアンさんがいましたので、「バーネットがいちばん好きだったバラはどれでしょうか?」と尋ねしました。

すると、彼女はとんがり屋根のあずま屋の近くに連れて行ってくれて、「それはこのバラですよ」と教えてくれました。

ピンク色のバラの花です。このバラに会えたことに感激しました。写真は少しぼやけています。もっときれいに撮れたのがあるのですが、アルバムに挟んでありませんでした。モノクロなら、『物語のガーデン』(拙著 てらいんく刊)に載せてあります。

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バーネットが執筆した場のそばに愛したバラを植えてあることに心づかいを感じました。

ロンドンから遠く、不案内な地でしたが、行ってよかったと思っています。

今日もいい日に。

by komako321 | 2021-06-26 09:53 | バーネット未分類

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